2021.12.01

【12月の言葉】

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。 サムエル・ウルマン

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
(中略)
人は信念と共に若く  疑惑と共に老ゆる

人は自信と共に若く  恐怖と共に老ゆる

希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、
そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
(中略)
サムエル・ウルマン 「青春」より抜粋

今年も残りわずかとなりました。
年の暮れには1年間を振り返り、
年明けには気持ち新たに1年間の目標を立てる!
という方が多いのではないでしょうか?
今月の言葉はアメリカの事業家サムエル・ウルマン氏の詩「青春」
の中から選ばせて頂きました。
この詩を思い出しながら、
私も来年の目標を立てていきたいと思います。

株式会社大町においても、
設立から70年という月日を重ねていますが、
常に進化し続ける「青春」企業でありたいと思います。
そうあり続けるには、
決して変えてはいけない良き伝統や志を守り、
時流にそぐわない部分を変革していく、
この「不易流行」の精神が重要であると考えます。
日本にはお手本となる多くの古き良き企業がたくさんあります。
世界的にも日本の企業が長寿であるのは、
社会の公器であることを意識され、
日本の心を持ち続けているからではないかと思います。
株式会社大町では日本の心を
「縁と恩」、「家族の和の心」、
「慈悲慈愛の心」、「もったいない精神」の4つを挙げ、
事業の中で取り入れることを意識しています。
私自身、まだまだ若輩者で、
これらの心をマスターしているわけではありません。
しかしながら、ここだけは絶対に外してはいけない、
忘れてはいけないという「不易」の部分です。
心は目に見えませんが、
生きるために絶対に必要な空気や自分の心臓の動き、
また、世界を混乱させている「新型コロナウイルス」
これらは全て肉眼で見ることはできません。
目に見えていない部分が世の中を創っている
といっても過言ではないかと思います。

長くなりましたが、
「今日も頑張るぞ~!」と朝起きるのと、
「あ~だるい、疲れてるわ~。」と起きるのとでは、
一日が変わってくると思います。
これらの気持ちも決して目で見ることは出来ません。
サムエル・ウルマン氏の言う「青春」は、
こういった心意気の部分を仰っていると感じています。
私、見た目は40歳前後と言われますが、実際は30歳、
心は炎ゆる18歳を目指したいと思います。
 
岡山県でも気温が下がり、本格的な冬がやってきました。
皆様くれぐれも体調にはお気をつけて、
少し早いですが、素敵な年末年始をお過ごし下さい。