3月の言葉
あとからくる者のために 坂村真民
3月の言葉は、坂村真民氏の詩を取り上げさせて頂きます。
「あとからくる者のために」
あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ
あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ
あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ
あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々(それぞれ)自分で出来る何かをしてゆくのだ
先日この詩をある方に教えていただき、
大変感動したので紹介させていただきました。
株式会社大町(日本一のだがし売場)では、
「こどもの笑顔」を大切にしています。
この詩の「あとからくる者」とは、
こどもたちのことだと言えると思います。
そんなこどもたちがこれからの未来の中心になります。
そして日本の文化には、自分だけでなく、
次の世代のために努力するという価値観が根付いていると思います。
・神社や寺院を大切に守り、次の世代へ受け継ぐこと
・田畑を耕し、土を豊かにし、子や孫の世代が暮らしやすい環境を作ること
・伝統技術や芸術を絶やさぬよう、師匠から弟子へと受け継いでいくこと
こうした「次につなぐ」という考え方は、
日本の歴史や文化の根幹を成していると言えますし、
「だがし」の文化そのもののように思います。
3月12日はだがしの日「だがしと笑顔の交換日」です。
日本の心そのものである「だがし」を、
「あとからくる者」(こどもたち)の笑顔と交換する日です。
未来が全く読めない世界情勢において、
明るく平和な世の中を実現するのはそんな日本精神だと思っています。
3月12日は飛びっきりの笑顔のこどもたちが、
全世界に溢れる日にしたい!そう願っています。
まずは日本から、この瀬戸内市、岡山からだがしと笑顔の輪を拡げて行きましょう!
えがお発信隊・創造隊 隊長 秋山 創一朗