2024.02.01

【2月の言葉】

知識は一人の宝 行動に移して共有の財産 鍵山 秀三郎

2月の言葉はイエローハット創始者であり、
日本を美しくする会・掃除に学ぶ会の創唱者である鍵山秀三郎氏の言葉を選ばせて頂きました。

先日受けさせて頂いたセミナーにおいても、
学習の5段階として「知る、わかる、行う、できる、分かち合う※」という言葉を教わりました。
※『目標達成の技術』(著:青木仁志)より抜粋

「エビングハウスの忘却曲線」によれば、
人は学んだことを20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には67%忘れ、31日後には79%忘れます。
しかし、復習をすると当然思い出し、記憶力も向上します。
そして最も学んだことを自分の記憶に残す方法は「アウトプット」ということがわかっているそうです。
大半の人が「知る、分かる」という段階で終わってしまいわかったつもり、学んだつもりになってしまっていますが、
その先の「行う、できる、分かち合う」をすることで学びは完結することがわかります。

実際の会社の中に置き換えても本当にその通りではないかと思います。
社長や私が小難しく話している内容の大半は忘れていると思います。笑

しかし、自ら朝礼で発表した内容や木鶏会で書いた感想文などは心に最も残っていると思います。

つまり、学びの場で感動した内容はすぐにその場で書きとめ、
行動に移し、友人や家族、スポーツ団体、会社など発表や会話の場で自ら発信することが最も自分を高める方法であることがわかります。

鍵山氏の「知識は一人の宝 行動に移して共有の財産」という言葉は学びの真理であると思います。
行動にうつし、できるようになり、分かち合うことが出来て始めて学びの社会的意義が生まれます。
人生で学ぶ理由は、社会に生きる人間として社会の役にどう立てるかを追求することであると思います。

大変立派なことを文章にさせて頂きましたが、
この文章も私にとってはアウトプットになります。
社会にとって共有の財産になるよう、日々精進していければと思います。

一月往ぬる二月逃げる三月去ると言われ、あっという間にすぎる感覚があると思います。
毎日を大切に多くのえがおを創っていきましょう!!

えがお発信隊・創造隊 隊長 秋山 創一朗