2023.09.01

【9月の言葉】

今日一日の実行こそが人生のすべてです。 平澤興

今月は、京都大学の元教授で京都大学第16代総長などを務めた日本の医学者、平澤興(ひらさわこう)氏の言葉を挙げさせて頂きました。

先日、致知出版社様主催のセミナー「五大哲人に学ぶ人間学」の最終講を受けて参りました。
「生き方の達人 平澤興に学ぶ」というお題目のもと、多くの感銘を受けました。
下記に多くの名言が掲載されていますので、ぜひご覧下さい。

「人生はにこにこ顔の命がけ」という平澤氏の有名な言葉もありますが、
学びの要諦であるように感じます。
学ぶことで知識が豊富になってくると、どうしても頭でっかちになり、
眉間にしわを寄せて偉ぶってしまいがちです。
しかしながら、学べば学ぶほど明るくなる、
周りを照らすような存在になっていくことが大切であると
この言葉は教えて下さっているように感じます。
何のために学ぶのか、生きるのか、
自分や周りの人たちと「笑顔で充実した日々」を送るためではないかと思います。
この「笑顔で充実した日々」という部分がポイントで、
単に好きなことだけ、楽なことだけをやればいい、と勘違いしがちです。

その中で意識するべき事柄が以下、
平澤氏の言葉
「幸福だけで限りなく成長することは至難なことである。
困難はその時には ありがたくはないが
これを活用しうる人にとっては
将来の大きな幸福への『チャンス』である。
成長するためには、苦難が喜びであると
思うようになることである。」
これに尽きるのではないでしょうか。

そしてその実践の場が一日一日積み重なることで人生となります。
今日一日を全力で過ごすこと、
それもどんな事柄であっても楽しさを見出し、
乗り越えていくことが大切です。

今月は少し硬い話になりましたが、株式会社大町は9月が決算月です。
一年のまとめにふさわしい月になるよう、
一日一日を大切に、笑顔で頑張っていきましょう!

えがお発信隊長 秋山 創一朗