5月の言葉
刻石流水 かけた情は水に流し、受けた恩は石に刻む (仏教経典「懸情流水 受恩刻石」より)
3年振りに行動制限のないGWとなり、
多くのお客様のご来店が見込まれ、大変嬉しく感じております。
3年前コロナが流行しはじめた2020年のGWは、
感染拡大防止のため、弊社は臨時休業致しました。
また、2年前の2021年のGWは、岡山県内の感染者が急激に増加し、
GW明けから緊急事態宣言が発令され、
大型店にあたる弊社は土日の営業を自粛することとなりました。
GWだけでなく、コロナ禍ではこれまで経験したことのない事態が起こり、
本当に多くの方々に支えられ、今を迎えることが出来ています。
受けてきたご恩はしっかりと石(意思)に刻みたいと思います。
そして、そのご恩をどう返していくのか、
株式会社大町としては、事業を通じて地域社会に貢献することです。
設立70年の中で培ってきた多くの資源を世のために還元していくことだと考えます。
今回、弊社は駐車場を拡張させて頂きました。
大型連休時など多くのお客様がご来店され、大変ありがたいことだったのですが、
駐車場が足りず、渋滞をつくってしまい、
地域の方々にご迷惑をお掛けしたことがあったからです。
日本一のだがし売場の歴史を紐解いていきますと、
地域の方々、地域のこどもたちが創っていった売場であるといっても過言ではありません。
より楽しんで頂けるために、
より笑顔が創出されるような事業展開を、
チーム大町一丸となって創りたいと思います。
5月の言葉に戻ります。
受けた恩に報いるという考え方は比較的分かりやすく感じると思うのですが、
かけた情を水に流すという考え方は頭でわかっても大変難しいことだと思います。
「これだけ相手を思って言っているのに」
「これだけ面倒をみてあげたのに」
「こんなに練習を頑張っているのに」
~したのに、~してあげたのにといった考え方を捨てることだと私は解釈しています。
自分がしたこと、してあげたことの数を数えるのではなく、
自分がしてもらったこと、して頂いたこと、たくさんあると思います。
そこに目を向けていくことが重要であると、
「刻石流水 かけた情は水に流し、受けた恩は石に刻む」
は言っているのだと思います。
GWがあけると新型コロナウイルス感染症の5類への移行も行われます。
私自身、今一度反省と感謝、そして行動へ実践へ移していけるよう頑張ります。
今月も一致団結し、感謝の気持ちで笑顔を創出していきましょう!
えがお発信隊長 秋山 創一朗