【2月の言葉】
一人から全ては始まる。しかし、一人では何も出来ない。吉田松陰
昨年の2月の言葉、
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。」
として登場致しました吉田松陰氏です。
武士であり、思想家であり、教育者で、江戸から明治にかけて、
当時日本を背負う多くの若者へ影響を与えた偉大な方です。
「一人から全ては始まる。しかし、一人では何も出来ない。」
この言葉は多くの場面であてはまると思います。
誰かがやるだろうと思っていても始まりません。
しかしながら、一人の力はどれだけ頑張っても大勢には叶いません。
世の中のために、社会のために、
成し遂げようとする純粋な「志」が人を突き動かし、
多くの協力者が現れるのではないかと考えます。
純粋な「志」とは何か。
企業は、社会の役に立つためにあり、
そのための具体的な方法が事業内容であると思います。
「胎内記憶(子供が胎内にいた時の記憶)研究の第一人者で
産婦人科医の池川明先生の調査によると、
幼い子供の三分の一に胎内での記憶が残っているそうです。
その子供たちにこの世に生まれてきた理由を尋ねると、
ほぼ全員が『人の役に立つため』と答えると言います。」
人間学を学ぶ月刊誌「致知」2023年2月号P.45から抜粋
先日読んだ記事の中で、最も感動した場所です。
コロナ、戦争、物価上昇、様々な事柄で不安定な時代となっている中で、
大事なことは「人の役に立つ」ということであると。
この行動、この事業、この振る舞いは世の中のためになっているのか?
非常にシンプルでわかりやすく、自分へ問い続けたいと思いました。
今月は新たに「笑顔チャレンジ」という取り組みが始まりました。
単に「目標」という言葉などではなく、
「笑顔」がついているのがとてもいいと思います。
「笑顔」を生み出すこと、創造すること、
これが人の役に立つ、今の社会に最も必要なことだと感じます。
「一人から全ては始まる。しかし、一人では何も出来ない。」
今月もたくさんの笑顔をみんなで創出していきましょう!
えがお発信隊長 秋山 創一朗