1月の言葉
笑って損した者なし。 日本のことわざ
あけましておめでとうございます。
2022年は、本当に激動の1年であったように思います。
コロナ、ウクライナ侵攻、円安、物価上昇など、
様々な変化がたった1年で起こりました。
どんな変化が起ころうとも変わらないもの、
それは「笑顔」が創る力だと思います。
1月の言葉として選んだ今回の言葉は、
「いつも明るくにこにこしている人は、他人に好かれ幸福を招くということ。」
という意味の日本のことわざです。
笑顔で溢れる大町、地域社会、日本、世界になることを想い、
2023年のスタートの言葉として選ばせて頂きました。
有名なイーロンマスク氏は2022年に、
「いずれ日本は消滅する。それは世界にとって損失だが」
との言葉を人口減少、少子高齢化が止まらない事実から述べられました。
また、大町の皆さんにはお馴染みの人間学の雑誌「致知」では、
「世界史が説く民族が滅びる3原則」として、
①理想を失った民族
②全ての価値をお金や物質で捉えて心の価値を見失った民族
③自国の歴史を忘れた民族
を挙げられ、現在の日本への危機意識を述べて下さっています。
特にこの民族が滅びる3原則は、国単位だけでなく、
市町村、企業にも同様のことが言えるものだと思います。
全ての課題を一人で、一社で、一市町村で解決することはできないかと思います。
しかしながら、「一燈照隅 萬燈遍照(いっとうしょうぐうまんとうへんしょう)」の心が大切です。
以下 安岡正篤著『青年の大成』より
『つまらない人間も「世界のため、人類のため」などと言います。 あれは寝言と変わらない。 寝言よりももっと悪い。 なにも内容がない。 自分自身のためにも、親兄弟のためにも、ろくなことができない人間が、どうして世界のために、人類のために、なんて大口きけるか。
それよりも、自分が居るその場を照らす。 これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。 真実なことだ。 片隅を照らす! この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。 こういう同志が十万、百万となれば、優に日本の環境も変わりましょう。』
私は100年先も笑顔であり続ける大町、瀬戸内市、岡山、日本、世界であってほしいと強く想っています。
そのためにできること、それはこどもたちの「笑顔」を創ることであると考えています。
2023年も事業を通じて多くの「笑顔」を生み出せる企業を目指し、一燈になっていきましょう!
本年もどうぞよろしくお願いします。
えがお発信隊長 秋山 創一朗