【8月の言葉】
想念は現実化する。 長嶋茂雄
今月はミスタージャイアンツの愛称で知られる長嶋茂雄氏の言葉を選ばせて頂きました。
新型コロナウイルスの感染者数が連日過去最多を更新し、
どこで感染してもおかしくない状況となっています。
医療体制の逼迫も起こり始めており、
現場の方々の懸命なご対応に敬服すると同時に、
感染された方々の早期回復を心より祈っております。
「想念は現実化する。」
「いつもずっと思っている事は現実になっていきます。よいことを常に思っていましょう。」と今回の長嶋茂雄氏の名言は続きます。
こんな状況下の日本、世界だからこそ強いエネルギーを頂ける言葉を選びました。
「想うだけで何が変わるのか」「そんな簡単なことでできたら苦労しない」
と言った声もあるかと思います。
重要なのは「常に」という部分でしょうか。
ただ想うのではなく、強く「想い続ける」ことが重要なのだと感じます。
名経営者と呼ばれる松下幸之助氏も稲盛和夫氏も、
まず始めに強烈に「想う」ことが大切だと言われています。
強烈な「想い」は、行動や習慣に必ず表れます。
行動や習慣が人格を変え、環境を変え、現実化されていきます。
私自身、学生時代に打ち込んだ野球を通じて「想い」の大切さを学ぶ場面が何度もありました。
特に肘の怪我をし、「どうすれば再び投げられるようになるのか?」2度の手術、3年にわたるリハビリによって復帰を遂げた際は、本当に「想い」が重要だったと感じています。
手術をしたら治る、言われたリハビリをしたら治る、そんな単純なことではなく、ケガをした要因を徹底的に洗い出し、本気で考え行動したからこそ復帰することができました。
仕事に置き換えても一緒で、「どんな人になりたいか」「どんなことを成し遂げたいか」といった「志を想う」ことが成長に繋がると考えます。
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」という井上靖氏の有名な言葉もありますが、やはり一度しかない人生、同じ言葉を発するにも善きエネルギーを充満させていきたいと想うものです。
現在、予期せぬ不安な出来事が本当に沢山おきています。
しかしながら、人間は死なないため、不幸にならないために生きているわけではないと思います。
もちろん誰しもが死ぬことは怖いですし、不幸にはなりたくないです。
ですが、それを目的に生きるのではなく、世のため人のために大きな志を掲げ、明るく生きることを人生の目的にしたいです。
本当にシンプルに言い換えると、「みんな仲良く明るく過ごしたい」小学生でもわかる、生きる目的だと思います。
その目的を達成するには「よいことを常に想う」と長嶋茂雄氏から学ばせて頂きました。
今月は1年間で最も暑い8月です。
暑さに負けない熱い心で頑張っていきましょう。
えがお発信隊長 秋山 創一朗